2025.08.14
首コリ・肩こりから解放!働く女性のための“スマホ首リセット習慣”

デスクワークや家事の合間にスマホを覗き込む──気づけば首がガチガチ、肩が重い。
働く女性にとって「時間がない」「仕事と家事で自分のケアは後回し」にしがちですが、ちょっとした習慣を取り入れるだけで毎日の首・肩の疲れはぐっと楽になります。
この記事では、忙しいあなたでも続けやすい“スマホ首リセット習慣”を、実践的にわかりやすく紹介します。
まずはセルフチェック:あなたの“スマホ首度”は?
- 鏡で横から自分を見ると、耳が肩の前に出ていませんか?(出ている=要注意)
- 長時間のパソコン作業後に首の付け根が痛む
- 寝違えやすく、朝の首の重さを感じる
- 首だけでなく頭痛や慢性的な疲労を感じる
上の項目が当てはまるなら、スマホ首(ストレートネック)予備軍かもしれません。
まずは「認識」することがスタートです。
日中すぐできる“ながら習慣”3つ(オフィス・在宅でOK)
①30分に1回:目線リセット
画面から目を離して、遠くの景色を20秒見る。
視線を上げるだけで首の負担が和らぎます。
②1分でOK:肩甲骨ギュッ体操
両肩を後ろに引いて肩甲骨を寄せる→ゆっくり戻す。
10回ほど繰り返すだけで、巻き肩の予防になります。
③椅子の背もたれ活用ストレッチ(座ったまま)
背もたれに軽く寄りかかり、あごを引いて頭をゆっくり後ろに倒す(反動NG)。
5〜10秒キープ×3回。
朝・夜に取り入れたい“3分リセット”ルーティン
朝の3分で姿勢スイッチ、夜の3分で疲労リリース。
まとまった時間が取れない働く女性にぴったり。
①首の前後ストレッチ
あごをゆっくり引いて首の後ろを伸ばす(10秒×3回)。
次に天井を見るように首を軽く上げる(無理はしない)。
②側屈ストレッチ
右手を頭の左側に添え、ゆっくり右耳を右肩に近づけるイメージで伸ばす(左右10秒ずつ)。
③肩甲骨ほぐし
両手を組んで前に押し出し、肩甲骨を引き離す感覚で10秒キープ→ゆっくり戻す。
“スマホの持ち方”で差がつく小技
- スマホは胸の高さで持つ習慣を。視線を下げすぎないだけで首の負担が減ります。
- 長時間見るときはスマホスタンドを使って、目線をほぼ水平に近づける。
- 片手で長時間持たない。両手で支えれば首だけで支える負担を減らせます。
寝具と生活習慣:夜のケアも大事
枕が高すぎると首が前に出やすくなります。
首のカーブを自然に保てる低めの枕や、タオルを使った高さ調整がおすすめ。
また、寝る前のスマホは首だけでなく睡眠の質も下げるので、就寝30分前からは画面をオフにする習慣を。
職場でバレずにできる“簡単セルフケア”チェックリスト
- [朝]3分ルーティンを実行
- [仕事中]30分に1回は目線リセット
- [休憩]立って肩甲骨ギュッ(10回)
- [夜]スマホは胸の高さで、就寝前は画面オフ
よくある質問(Q&A)
Q. ストレートネックは完全に治りますか?
個人差がありますが、姿勢の改善と習慣化で症状は大きく緩和します。
慢性的に痛みが強い場合は医療機関へ相談を。
Q. 毎日運動する時間がないのですが…
細切れの「ながら習慣」で効果は出ます。
1回1分でも積み重ねが大事です。
最後に:続けるコツと自分への優しさ
忙しいあなたほど、自分のケアは後回しになりがち。
でも「毎日1分」「30分に1回」といった小さな約束なら続けやすいはず。
最初はアラームやスマホのカレンダーにメモを入れて習慣化を助けましょう。
首も心も軽くなれば、仕事のパフォーマンスも上がるはず。
今日からできることを、無理なく続けていきましょう。