2026.02.09
派遣切りされた場合の履歴書の書き方は?不利にならない記載例と注意点を徹底解説
派遣社員として働いている中で、やむを得ず「派遣切り」にあってしまい、次の仕事を探す際に
- 履歴書にはどう書けばいいの?
- 派遣切りって正直に書くと不利になる?
- 退職理由や空白期間はどう説明すればいい?
と不安を感じる方は多いのではないでしょうか。
派遣切りは、本人の責任ではなく、派遣先の都合や経営状況によって発生するケースが非常に多いため、履歴書の書き方次第で評価が大きく左右されるわけではありません。
この記事では、派遣切りされた場合の履歴書の正しい書き方や、採用担当者に悪印象を与えないためのポイントを、具体例付きでわかりやすく解説します。
また、派遣切りの基本的な仕組みや違法性・対処法については、以下の記事もあわせて参考にしてください。
▶ 派遣切りとは?違法性や5つの対処法をわかりやすく解説します
派遣切りとは?履歴書を書く前に知っておきたい基礎知識
派遣切りとは、派遣社員が働いている派遣先企業の都合により、派遣契約が途中または契約満了時に終了することを指します。
派遣切りが起こる主な理由には、以下のようなものがあります。
- 派遣先企業の業績悪化
- 人件費削減
- プロジェクト終了
- 派遣の3年ルール回避
- 業務量の減少
このように、派遣切りは個人の能力や勤務態度とは無関係な理由で起こることも多いため、必要以上にネガティブに捉える必要はありません。
履歴書では、「どんな業務をしてきたか」「どんなスキルを身につけたか」を重視して書くことが重要です。
派遣切りは履歴書に書く必要がある?
結論から言うと、履歴書に「派遣切り」と書く必要はありません。
履歴書に記載すべきなのは、以下のような基本情報です。
- 勤務先
- 雇用形態(派遣など)
- 職種・業務内容
- 勤務期間
「派遣切りされた」「解雇された」といった事情まで記載する義務はなく、むしろ強い表現を使うことで、不要な誤解を招く可能性があります。
派遣社員の履歴書|正しい職歴の書き方
派遣社員の職歴の基本フォーマット(例)
株式会社〇〇(派遣元) 〇〇株式会社(派遣先)にて一般事務業務に従事 2023年4月 ~ 2025年1月
複数の派遣先がある場合
株式会社〇〇(派遣元) 〇〇株式会社にて営業事務業務に従事 2022年6月 ~ 2023年3月 株式会社〇〇(派遣元) △△株式会社にて経理補助業務に従事 2023年4月 ~ 2024年12月
このように、派遣元は同じでも、派遣先ごとに分けて記載すると、職歴がわかりやすくなります。
派遣切りされた場合の退職理由の書き方
- 派遣契約期間満了のため
- 派遣先都合により契約終了
- 業務縮小により派遣契約終了
- プロジェクト終了により契約終了
このような表現であれば、会社都合であることをやわらかく伝えることができ、マイナス評価につながりにくくなります。
※「派遣切り」「解雇」などの強い言葉は、基本的に使う必要はありません。
派遣切りは転職で不利になる?
結論として、派遣切り=転職で不利になるとは限りません。
- 企業都合
- 景気や業績による影響
- 契約上の事情
そのため、評価されるのは以下のポイントです。
- 担当していた業務内容
- 実務レベルのスキル
- 即戦力として何ができるか
- 次の職場でどう貢献できるか
履歴書では、派遣切りの理由よりも、これまでの実績やスキルを具体的に書くことが重要です。
派遣切り後に空白期間がある場合の履歴書の書き方
派遣切り後、すぐに次の仕事が決まらず、空白期間ができてしまうケースもあります。
空白期間の説明例
- 転職活動に専念していた
- 次の就業先を探していた
- スキルアップのために学習していた
- 資格取得の準備をしていた
前向きな理由として説明できれば、評価が下がることはほとんどありません。
派遣切り後は履歴書だけでなく制度の確認も重要
- 休業手当の対象になるか
- 失業保険が会社都合になるか
- 派遣会社から別案件の紹介があるか
- 次の就業までの生活費の見通し
詳しくは、以下の記事で解説されています。
▶ 派遣切りとは?違法性や5つの対処法をわかりやすく解説します
まとめ|派遣切り後の履歴書は「事実+前向き」が基本
- 「派遣切り」と明記する必要はない
- 派遣先都合・契約終了など、やわらかい表現を使う
- 業務内容・スキル・実績を具体的に書く
- 空白期間は前向きな理由で説明する
- 制度や手当もあわせて確認する
派遣切りは決して珍しいことではありません。
正しい知識を持ち、履歴書を適切に作成することで、次の仕事につなげることは十分可能です。
