飲食業からコールセンターへ転職って?共通点と活かせるポイント4選 |コラム|ワクプレfit

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飲食業からコールセンターへ転職って?共通点と活かせるポイント4選

飲食業からコールセンターへ転職って?共通点と活かせるポイント4選 | ワーク

美味しい料理や心のこもった接客でお客さんを喜ばせる飲食業は、とてもやりがいのある仕事です。
しかし、「勤務が不規則で休み取りにくい……」「給料が上がらない……」など、働き方や勤務条件に不満を感じている方も多いのではないでしょうか。また、働きやすい業界への転職を検討している方もいるかもしれません。

 

そこで今回は、飲食業で働く人ならではの悩みや、飲食業の転職先としておすすめしたいコールセンターの仕事について解説します。飲食業とコールセンターは意外な共通ポイントが多く、これまで培ってきたスキルを活かせる場として人気です。

飲食業の仕事で悩みを抱えている方や、コールセンターの仕事に興味を持っている方はぜひ参考にしてみてくださいね。

飲食業で働く人の悩み4選

 

 

 

 

 

 

 

食を通してさまざまな人に関わる飲食業は楽しさがある反面、労働時間の長さや給与の低さなど大変だと感じることも多いでしょう。
ここでは、飲食業で働く人ならではの悩みを4つご紹介します。

1.拘束時間が長くワークライフバランスも悪い

飲食店は時間帯や曜日によって混み具合が変わるため、労働時間が不規則になったり、残業になったりとシフトに左右されやすい特徴があります。また、人手不足の店舗は休みが取りにくく、なかなか有休が取得できないこともあるかもしれません。

さらに、週末や祝日も営業している場合は、思うように家族や友人と予定が合わせられず、プライベートと仕事の両立が難しいという悩みを抱える方も少なくないでしょう。

拘束時間が長くなりやすい飲食業は、ワークライフバランスを保つことが難しい職種と言えます。

2.給与が低く上がりにくい傾向がある

2020年に厚生労働省が行った「令和2年賃金構造基本統計調査」によると、宿泊業・飲食サービス業の賃金は男性が290.4千円、女性が227.0千円です。それらは他の建設業や製造業などの産業に比べて、男女とも最も低い賃金という結果となっています。また、他の産業に比べて賃金の上昇が緩やかなことも特徴です。

この結果から、飲食業界は低賃金で給与が上がりにくいと言えるでしょう。たとえ、飲食業にやりがいを感じていたとしても、結婚や出産などライフステージの変化から金銭的な不安を抱える人が増えることも予想できます。

3.人間関係によるストレスを抱えやすい

飲食業は、10代の高校生から50代60代の方まで幅広い世代の人と働く職場です。それぞれの価値観や持っている経験・スキルもバラバラなため、指導の仕方や関わり方にも気を配る必要があるでしょう。また、お店が混むような忙しい時間帯はピリピリしやすく、些細なミスで場の空気が悪くなることもあるかもしれません。

狭いコミュニティのため、ギスギスしてしまうと雰囲気が悪くなり居心地が悪くなってしまう飲食業。人間関係がストレスの原因になるケースも多くあります。

4.体力的な負担がある

飲食業は、注文を取ったり料理の提供をしたりと、常に動き回る仕事です。立ち仕事が多いため、体力的な不安を抱えている人も多いでしょう。また、重たい物を運ぶこと場面も多く、腰や足に痛みを感じることもあるかもしれません。
今は問題なく働けていても、「年齢が上がったときに同じように働けるのかな……」と将来に不安を感じる人も少なくないでしょう。

飲食業とコールセンターとの共通点は多い!活かせるポイント4選

 

 

 

 

 

 

 

飲食業から転職を検討している人におすすめの職業がコールセンターです。
主なコールセンターの仕事は、お客さんの問い合わせ・相談に電話で回答することです。飲食業と違い、直接お客さんに会う必要がないため、比較的服装や髪型は自由なことが特徴。また、給与も高い傾向があるため人気の仕事と言えるでしょう。

そんなコールセンターは、飲食業との共通点が多く、今までの経験が活かせる仕事です。
ここでは、飲食業とコールセンターの共通点を5つご紹介します。

1.お客さんに満足してもらうためのサービス精神

飲食業とコールセンターは、どちらも同じ接客業です。そのため、飲食業と同じようにコールセンターでも、お客さんの満足度を上げられるような丁寧で親切な対応が求められます。飲食業の経験は、お客さんと接するコールセンターでも活かすことができるでしょう。
「お客さんに喜んでほしい」「お客さんの役に立ちたい」という思いが、よりよい対応につながるはずです。

2.さまざまな世代と関わることができるコミュニケーション能力

お客さんと電話でやりとりをするコールセンターは、コミュニケーション能力が必要不可欠です。飲食業で、さまざまな世代のお客さんや同僚との関わった経験は、コールセンターでも十分役に立つスキルでしょう。

また、お客さんの不満や要望に応えたり、求めていることを察して対応したりする力は、コールセンターでもとても大切な力です。

3.社会人としてのマナー

飲食業は接客が必要な職種のため、身だしなみ・挨拶・言葉遣いなどが身についているはずです。コールセンターでも、同じようにお客さんと会話をするため、社会人としての基本的なマナーは必要です。飲食業を経験した方は、それらのマナーが自然と身についているため、安心して電話対応をすることができるでしょう。

4.協調性やチームワーク力

コールセンターによっては、チームで業務を進めるため協調性が求められることもあります。
飲食業では、忙しい時間帯も協力してお店を回す必要があるため、周りを見る力や気を配る力に長けているでしょう。チームで一丸となって仕事ができることは、コールセンターでも活かせるスキルです。相手と信頼関係を築けることは、電話の相手と良い関係を作ることにつながるはずです。

実務未経験のコールセンターのお仕事を始めるには派遣がおすすめ!

 

飲食業としていた方にとっては、「コールセンターの仕事ははじめてだけど大丈夫かな……」「デスクワークは向いているのかな?」と不安を抱えてしまいますよね。また、「コールセンターの仕事に興味はあるけど、自分に合う職場が探せるかな?」と疑問に思う人も多いでしょう。

初めてコールセンターの仕事をする人は、派遣がおすすめです!なぜなら、派遣には実務未経験者の仕事が多く、正社員に比べて採用基準が低い傾向にあるからです。

また、「家から通いやすい職場」「1日4時間で働きたい」などの希望条件をもとにお仕事の紹介をしてもらえるため、ライフスタイルに合った働き方が叶うでしょう。自分に合った職場が見つけやすいので、転職の成功率も上げられる可能性が上がります。

スキルや経験を上手に活かして自分らしく働こう!

「接客をしたい!」「お客さんとの関わりにやりがいを感じる」と思う人でも、労働環境や給料の面から転職を検討している人も多い飲食業。

飲食業の仕事は学べるスキルは多く、他の業種でも十分に活かすことができます。特に、同じ接客スキルが必要なコールセンターは、体力面や給料の高さからおすすめできる業種です。
自分のライフスタイルに合わせて働きたい人は、ぜひ参考にしてみてくださいね。