実務経験って?転職時に使えるアピール方法を分かりやすく解説 |コラム|ワクプレfit

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実務経験って?転職時に使えるアピール方法を分かりやすく解説

実務経験って?転職時に使えるアピール方法を分かりやすく解説 | ワーク

転職時によく聞かれる「実務経験」とは、実際に仕事として業務に携わっていた経験のことです。
これまでの経験や実績を伝えることで、採用者側が“求める人材かどうか”を判断することができます。

転職する方の中には、実務経験を活かしたいけれどどんなことを書いたらいいのか分からないという方もいるでしょう。
この記事では、詳しい実務経験の書き方やアピール方法について紹介します。
実務経験について分からないことがある方は、ぜひ参考にしてみてください。

 

実務経験って?

実務経験とは、実際に仕事として業務に携わっていた経験のことです。
中途採用で、実務経験が求められる時は「前任者の代わりとして働いてほしい」や「少数精鋭の会社ですぐに力になってほしい」など即戦力が必要な場合が多いです。 

実務経験を書く際は、下記のポイントを知っておきましょう。

  • 実務経験には正社員以外の雇用形態も含めることができる
  • 業務経験は合算することができる
  • 「実務経験〇年以上」という求人情報は目安にすぎない
  • 資格より実務経験の方が重視されやすい傾向
実務経験には正社員以外の雇用形態も含めることができる

実務経験とは正社員の経験だけではなく、派遣社員やアルバイトも含まれます。
派遣社員やアルバイトの場合は、正社員に比べて業務内容が制限されていることがあるため、職種によっては評価されにくい場合もありますが、派遣社員やアルバイトも大切な経験の1つのため、仕事に活かせる経験やスキルがある時は記載しましょう。

業務経験は合算することができる

転職歴がある場合は、前職と現職の経験年数を合算することができます。

職種についていないブランク期間があっても、資格取得や勉強などによって最新の知識があることをアピールできるとプラスになりますよ。

「実務経験〇年以上」という求人情報は目安にすぎない

求人情報に、「実務経験〇年以上」「実務経験○年程度」という記載がある場合があります。

企業の多くは、3年~5年などの実務経験をしている人ならば知識や経験が身につき、1人前の仕事ができるという判断をしています。

経験年数が不足しているからと応募をためらう方もいるかもしれませんが、あくまで目安にすぎません。経験年数が足りない場合でも、採用されるケースは多くあります。

大事なことは、企業の求められるレベルで働くことができるかという点です。
そのため、経験年数が不足していても能力や熱意が認められる可能性があります。
求人情報に「○○ができる方歓迎」という記載がある時は、そのスキルをアピールすることで実務年数の不足をカバーしましょう。

資格より実務経験の方が重視されやすい傾向

資格を持っていなくても実務経験がある場合は評価される可能性があります。資格よりも、実務経験が重視されやすい傾向にありますのでしっかりアピールしましょう。

ただし、職種の中には、資格を持っていないと業務ができないものもあります。
例えば、弁護士・行政書士・税理士・公認会計士などの「業務独占資格」といわれるものです。業務独占資格の場合は、資格が必須になりますので覚えておきましょう。

 

実務経験をアピールするための準備


実務経験をしっかりアピールするためには、これまでの経験を把握する必要があります。

  • 携わってきた職種や業務
  • 経験してきた期間
  • 得られた実績やスキル

上記のことを意識しながら、活かせる経験や実績を整理しておきましょう。
整理しておくことで、実務経験をまとめる職務経歴書の書類が充実したものになります。また、面接で聞かれた時にも、回答しやすくなりますよ。
特に業務や実績は、件数や規模感を数字でしっかり伝えられるように情報を集めておくと効果的です。

 

職務経歴書に書く

実務経験は、職務経歴書でアピールしましょう。職務経歴書とは、経験や実績を伝える資料のことで、履歴書と一緒に企業に提出する必要があります。

職務経歴書は、履歴書と違いフォーマットがきっちりと決まっていない場合が多いです。そのため、アピールしたいことをより目立たせて記載することが可能ですよ。

箇条書きや書く順番を工夫して、相手に伝わりやすい書類にすることが重要です。

 

実務経験がない場合はどうする?

希望の職種の経験がない場合は、「未経験での転職」ということになります。
ですが、「経験者歓迎」の求人に応募してはいけないという訳ではありません。

職種は違っても今まで得られた経験やスキルで活かせるものや、独学またはスクールで学んだことがある場合は、その旨をアピールしましょう。
なぜその仕事をやりたいのかを明確にし、学ぶ姿勢や意欲だけでも経験者の方に負けないように伝えられるといいですね。

 

まとめ

この記事では、詳しい実務経験の内容やアピール方法について紹介しました。
実務経験をしっかり伝えられれば、評価されて採用される可能性があがります。
ポイントを理解して、今までの貴重な経験を最大限活かせるような転職ができると良いですね。